結論

Claude Codeで変更を依頼する前に、対象ファイルや実装案を確認したい場合はPlan Modeを使います。公式のpermission modes資料では、起動時に claude --permission-mode plan と指定でき、CLIではShift+Tabでモードを切り替えられると説明されています。通常は計画を承認するまでソースを編集しません。ただし、対話CLIでbypass permissionsが利用可能なセッションには例外があります。Plan Modeという表示だけで、編集が必ず止まると判断しないでください。

計画を読まずに作業を始めることを防ぎたいときに使い、提案されたファイル・変更内容・テストを依頼と照らしてから次へ進みます。Plan Modeの表示や操作は利用する画面と設定で異なるため、現在のモード表示を確認してください。公式情報は2026年11月7日に確認しています。

Plan Modeの役割と編集の制限

permission modeは、Claude Codeがセッション中に確認を求めず実行できる操作の範囲を決めます。公式資料はコードの読み取り、シェルコマンドによる調査、計画の作成を説明しています。ソース編集の制限には前述の例外があります。Common workflowsも「変更がディスクに触れる前に計画を確認する」使い方を案内しています。

公式資料にはセッション自身の計画ファイルの保存先として ~/.claude/plans/、または plansDirectory で指定した場所が挙げられています。計画を共有するときは、実際に作成されたファイルと内容を確認してください。環境の隔離はモード切り替えとは別に確認します。

起動時とセッション中の切り替え

CLIを起動するときにモードを指定する方法は次のとおりです。

claude --permission-mode plan

すでにCLIのセッションを開いている場合、公式permission modes資料はShift+Tabによる切り替えを案内しています。モードの並びや利用可能な選択肢は設定により変わることがあるため、キーを押した回数だけで判断せず、ステータスバーにPlan Modeの表示が出たことを確認してください。

VS Codeではモード表示、Desktopではモード選択欄から切り替える案内があります。CLI以外で作業する場合も、現在の画面に表示されたモードと承認方法を確かめます。Claude Codeをまだ導入していない場合はインストール方法の記事で準備を確認できます。

調査の依頼と計画の確認

Plan Modeにした後も、質問の範囲が曖昧だと計画が広がります。変更を頼む前に、目的、対象、変更禁止範囲、テストの条件を伝えます。たとえば、次のように依頼します。

まずリポジトリを調査し、ファイルは変更しないでください。目的は [達成したいこと] です。対象候補のファイル、現在の動作、必要な変更、既存テストと追加するテスト、影響が分からない点を一覧にしてください。依存関係の追加、外部通信、データ削除は提案と実行を分けてください。調査で確認した事実と推測を分け、計画を提示したところで止まってください。

計画を読むときは、次の点を確かめます。

  1. 対象ファイルが依頼した機能や不具合と関係しているか。
  2. 変更の範囲が、依頼した目的から広がっていないか。
  3. 既存テストをどう使い、何を追加で確認するかが分かるか。
  4. 依存関係、外部通信、データ変更などの影響が明記されているか。
  5. 不明な点を事実のように扱わず、確認事項として残しているか。

不足や認識違いがあれば、計画を修正するよう依頼します。内容に合意できるまでは、実装へ進む判断をしないでください。

承認時の権限と実装後の確認

承認画面では計画だけでなく移行先の権限モードも読みます。公式資料は「Yes, and use auto mode」「Yes, manually approve edits」「No, keep planning」などを案内しています。利用条件で選択肢が変わるため、確認を省く範囲まで理解してから選んでください。

計画を承認した後は、実際に変更されたファイルをGitの差分などで確認し、計画にない変更がないかを見ます。次に、計画で決めたテストを実行し、結果と変更内容を照合します。計画にテストが含まれていない場合は、何を根拠に動作を確かめるかを決めてから作業を進めます。

Plan Modeは「変更前に計画を読める」ためのモードです。計画が適切だったことや、実装が正しいことまで保証するものではありません。CLIのpermission modeは操作範囲に関係しますが、利用環境の設定や他の安全機構とは別に確認してください。GitHub作業へ進む場合は認証・試験方法の記事を、セッションを中断して再開する場合は会話の再開方法を参照できます。

Plan Modeを使う作業の選び方

複数ファイルへ影響する変更、既存設計を確認してから決めたい改修、テストやデータ移行の範囲を先に把握したい作業では、計画を確認する時間を取りやすくなります。計画の各項目は依頼した条件に対応するか照合してください。対象外の改修や依存関係の追加が混ざっていれば必要性を質問し、判断が済むまで保留します。テスト案は実在するテストコマンドか、確認可能な動作に結び付けます。情報がない項目は未確認として残し、実装の都合で前提を固定しないようにします。変更対象と確認方法が読み取れない計画は、そのまま承認しないでください。

一方、変更対象と期待結果が明確な小さな作業では、短い指示と差分確認で足りる場合があります。毎回同じ手順に固定せず、変更の影響に応じて選んでください。

機密情報を扱うリポジトリや本番データに触れる作業では、Plan Modeだけを安全策とみなさないでください。アクセス権、環境の隔離、実行確認、バックアップなどは、組織の運用と利用中の設定に従って別に確認します。接続先の権限やMCP設定で困った場合は、MCP接続エラーの確認手順も参照できます。

よくある質問

Plan Modeはファイルを一切読みませんか?

いいえ。コードを読み、調査したうえで計画を作るモードです。ソース編集は通常承認まで止まりますが、bypass permissionsが利用可能な対話CLIでは例外があります。

Plan Modeではコマンドもすべて止まりますか?

いいえ。シェルコマンドは実行され得ます。auto modeの利用可否と useAutoModeDuringPlan の設定などで、分類器による確認や承認表示の扱いが変わります。bypass permissionsが利用可能な対話CLIにも別の扱いがあるため、現在の設定を確認してください。

Shift+Tabを何回押せばPlan Modeになりますか?

固定回数では判断できません。現在のモードや有効な選択肢によって切り替わるため、CLIのステータスバーにPlan Modeが表示されたことを確かめます。

Plan Modeで出た計画は、自動的にファイルへ保存されますか?

公式資料はセッション自身の計画ファイルを ~/.claude/plans/ または plansDirectory の指定先で扱うことを説明しています。共有する場合は、実際に作成された計画ファイルと内容を確認してください。

チームのAI開発ルールも一緒に整理できますか?

対象リポジトリ、承認方法、テスト、扱うデータを分けて検討します。AI活用対象や外注費を含む業務の診断を希望する場合は、Miraigentの無料診断で対象範囲をご確認ください。Claude Codeのpermission modeを設定するサービスではありません。

公式情報